開聞岳の麓にある「岩屋どん」と呼ばれる場所には,室町時代から江戸時代の板碑と五輪塔が建っている。この岩屋には伝説が残っている。ある僧侶が,岩屋で法水(身体を清めるための水)を汲んで修行をしていたところ,1頭の鹿が来て法水をなめた。すると鹿はたちまちみごもり,口から女の子が生まれた。瑞照姫と名付けられた女の子は,後に天智天皇の后になり,大宮姫と呼ばれたという。 洞くつの岩に半月の形が浮き出ているのは,姫が生まれたと同時に現れたと伝えられる。
昔話によると、「鹿児島」という地名は、この地域が発祥と言われ、「鹿の子の国」ということから付けられたそうです。
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しげっち局長
しげっち交通観光局#0065 トリシティ155で行く「天の岩屋供養塔群@指宿市」/2023.05.15
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